ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

眼病

 昨日の事でございます。毎朝食べているパンが払底しますから、買い物がてら散歩しようと、ついでに昼飯も外食しようじゃないかと欲張りでございますよ。
 アメ横はこんな月曜日の真っ昼間だというのに、ワンワンと人が歩いておりますな。オマール海老なんぞを売っておりまして、見つめていたら店の兄ちゃんに2尾2000円で良いよ!なんて声をかけられましたけれど、日本でオマール海老をなにも食べなくたって良いじゃねぇかと。八百屋の店先では相変わらず松茸を手にしたおばさんが嬉しそうにお買い求めでございました。うちは食ってませんねぇ。
 いつもの回転鮨にしようかといったらつれあいが秋深いこの時期、鮨という気にならないねぇってんです。じゃ、とって返して生パスタの店にするかい?といいながら、藪の蕎麦屋も良いなぁと。いや、それだったら弁天の方が良いし、じゃ、しょうがないからかつ仙でカツにしようと衆議が一決したんです。
 カツ屋の「海鮮丼」ってのは何かと思ったらエビ二本、薄いイカにホタテのカツが丼飯に載っているという、かなり野暮な食い物でした。
 食い終わったあたりから左目に違和感を覚えましてね。顔にシミが、脛が痒い、歯が欠けたなんて加齢症状を抱えたままではございますが、どんどん痛くなるんですよ。家に帰り着く頃にはこりゃやばいぞと。鏡を見たら、白目に内出血しているんですよ。
 慌てていつもの眼医者に行ったら、いつもだったら午後は2時からなのに、今日に限って4時半からだというのですよ。この野郎、俺の目を潰そうってんだな!とむかつきながら家にとぼとぼと帰ってきて、ネットで探しました、医者を。すると歩いて10分くらいの総合病院にも眼科がある事を知りました。
 電話をしていくと、眼科の診察室の前には誰もおりません。午後の総合病院というのはこんなに静かなものなんでございますねぇ。呼ばれて入ってみると薄暗いんでございますよ。しかもお医者様は女性でございます。繊細な目を触っていただくんですから、ごっつい先生よりよろしうございますな。
 で、両方の目をご覧になった先生「水がたまっていますから、抜きましょう」とこともなげにおっしゃいました。「水を抜く!?」ブルブルッ!事態はそのまま進行いたします。なんだか目薬を垂らされました。後から考えるとこれって麻酔でしょうかねぇ。しばらく経ってからあの顎を載っけておでこをくっつけて顔の位置を固定する台です。あたりは薄暗く。先生が右上を見て!とおっしゃいます。いよいよか!眼ん球が動いちゃったらどうしよう。あ、看護婦さんが頭の後ろを押している。ん?なんかしたの?
 はい、大丈夫ですよ。は?炎症止めの薬をさします。2週間後に状況を知りたいから来てください。先生、何が原因です?えぇ、まぁ。加齢ですか?いや、なんでも加齢にしちゃう傾向がありますけれどねぇ・・・人によって体質もありますから。
 今までこんな事がなかったわけで、体質にしてもそれが出てきちゃったのは加齢の結果なんだろうかなぁと考えます。薬局で処方の目薬をいただいて帰宅。
 眼は怖いですねぇ。いや、今日は良く歩いたもんでございます。確実に1万歩を超えました。