ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

緩和

 生活の党の小沢一郎が昨日のテレビでいっていた。「何でもかんでも規制を取っ払えば良いというものではありません」と。
 小泉と竹中平蔵が郵便局を民営化してしまって、何か良くなったのかと振り返ってみる必要がある。何も民営化なんぞしなくても、商業的活動をより拡げればそれで良かったのではないのか。郵便局のまま、今の携帯を拡げればそれだけで良かったのではないか。サービスを受ける側からいえば、ほとんど変わっていないのではないのか。郵便局の数が減ったら大変だぞという声でようよう持ちこたえているけれど、あれをそのまま奴らのやりたい放題にしてしまっていたら、と思うと民の声を上げることは相当重要だろう。東京駅丸の内南口の東京中央郵便局のビルをぶちこわして、驚くような高さのビルにした時に、反対していた議員はどこへ行ってしまったのか。あれは単なるパフォーマンスだったということか。
 小泉-竹中の後継者そのものであるアベシンゾー政権は「規制緩和」と称する企業最優先政策で国民に目くらましをかませているけれど、それで得をするのはいったい誰かと考えるとよくわかるはずだ。