ほぼ足りてまだ欲 その先

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booking.com

 もはや旅行の宿泊先を探すのに、なんの苦労も要らない。このbooking.comで探すとかなり役に立つ。もちろん、この会社が網羅していないホテルもあるわけで、他のホテル紹介ネットサービス、例えばexpediaとかhotels.comとかを動員すれば、おおよそ網羅できる。
 ただ日本の場合はビジネスホテルが全国津々浦々まで必ず存在するので、こんなところで手間をかけなくてもどうにかなる。
 しかし、いったことのない外国の街でホテルを探すのは至難の業。旅行代理店にお任せしたら、そこそこではあるけれど、料金が高くて、目の玉が飛び出る。ただ、外国の場合は部屋売りで、一人で泊まろうが二人で泊まろうが値段は変わらないのがわかりやすいが、一人の時は実に割高。日本の場合は一人いくらかだから、一人の旅がしやすい。
 日本の旅館はおおよそ二食付きだから値段が高い。しかし、冷静に考えれば、食事がついているんだから、実は結構安かったりする。しかし、食事の質がわからない。
 日本の旅館、ビジネスホテルは浴衣、歯ブラシ、スリッパなんてのが備え付けてあったりする。しかし、外国のホテルにはそんなものは置いてない。アメリカ、オーストラリアあたりのホテルだと、コーヒーメーカーはおいてあるけれど、他の国のホテルだったら、そんなものすら置いていない。
 ホテル紹介サイトで見ていると日本人の口コミに、歯ブラシもなければ、スリッパもないといって、評価を下げている人を多々見る。それはちょっと理不尽な評価じゃないかという気がする。
 しかし、日本という国が、如何に治安が安定していて、ほぼどこへ行ってもなんの心配もいらないから、どんなに格安の宿泊施設に泊まっても不安がないというのが凄い。これはもう、スイスやオーストリアに勝るとも劣らない点だろう。これは相当に貴重。
 サンフランシスコなんて、いっちゃ行けない地域がざっと考えてもダウンタウンに3地域ぐらい、平気で存在する。
 今や海外から来る旅行者の方がなんぼかよく知っているのだけれど、バックパッカースそのもの、それにちょっと毛が生えた程度の宿泊施設があちこちに増えている。
 昔の山谷近辺に行くと、いわゆる生活保護の人たち向けの狭小アパートと並んで外国人向け宿がある。昔のドヤの名残だ。
 海外から日本に遊びに来る旅行者が羨ましいくらいに、日本の宿泊施設は安全でなおかつ安い!