ほぼ足りてまだ欲 その先

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だから

麻生太郎財務相は7日、札幌市内で行った衆院選の応援演説で、社会保障費の増大に絡み、「高齢者が悪いようなイメージを作っている人がいっぱいいるが、子どもを産まない方が問題だ」と述べた。
 社会保障負担が増えるのは「子どもを産まないこと」が原因と指摘したもので、批判が出る可能性がある。麻生氏は「子どもが生まれないから、子ども3人で1人の高齢者(を支え)、もう少しすると2人で1人(を支える構図)になる」と指摘。増大する社会保障費を賄うため「みんなで少しずつ負担する以外に方法がない」とも強調した。【横田愛毎日新聞 2014年12月07日 22時09分(最終更新 12月08日 07時49分)

 だから、奴はなにもわかっちゃいないといったではないか。高齢者が悪いというイメージがあるというのは事実だ。しかしそれは、これまで年金を貰っていた人たちはきっちりともらえているけれど、今の若者たちが貰う側に回った時にはとてもそれを支えてくれるほどの次世代がいないという事実を述べているに過ぎない。
 だから次の世代が年金をもらえるように積立制度に切り替える根本策が必要なのだし、そうでなくても、次世代がなんの躊躇もなく結婚し、子どもを育てられる環境を作ってあげなくてはならないんだっていってんのに、自民党公明党も自分たちの懐に転がり込む金のことばかりにかまけているじゃないか。保育園と高齢者ケア施設がどんどんできるような政策をとっているのか、自分の胸に手を当ててよく考えたらわかりそうなものだ。そんなことすらわからない奴が何が政権党の副総理だっての!?
 こんな状況なのに、マスコミも有権者自民党公明党に投票し、あまつさえ投票に行かない奴だっているんだから、この国なんてもうぼろぼろになってもしょうがないだろ!?え?

追記

AFPDecember 7, 2014 10:52 PM

"There are many people who are creating the image that (the increasing number of) elderly people is bad, but more problematic is people who don't give birth," Aso said in a speech in Sapporo, local media reported Monday.

 麻生太郎副総理兼財務相は9日の閣議後の記者会見で、少子高齢化に伴う社会保障費増に絡み「子どもを産まないのが問題だ」とした発言に関し「誤解を招いた」と述べ、不適切な表現だったとの認識を示した。麻生氏の釈明を受け、菅義偉官房長官は「全く問題ない」と擁護したが、上川陽子法相は「閣僚はいかなる状況でも、理解してもらえる発言をすべきだ」と苦言を呈した。
 麻生氏は、保育施設などの不足で産みたくても産めないのが問題との趣旨だったと釈明し「きちんと説明するのを省いてしまった。時間をかけるべきだった」と述べた。
 菅氏は会見で「野党は発言の一部分だけを取って攻撃している。国民は麻生氏の説明を理解してくれる」と強調。甘利明経済再生担当相は「麻生氏は時々『てにをは』を間違ってしまう。産まないことではなく、産めないことが問題。思いは同じだ」と語った。
 塩崎恭久厚生労働相は「政府として少子化対策の重要性を言いたかったのではないか」と指摘した。(東京新聞2014年12月9日 夕刊)

 そうか、そうくるのか。じゃ、その問題だという「産みたくても産めない」状況をこれから政権与党の閣僚としてどうしていただけるというのか、それを語れよ。菅官房長官よ、国民は全然理解なんてしていねぇよ。塩崎よ、年金を株式市場にプレゼントして見得を切っている塩崎よ、その重要な少子化対策をおまえはどうするっていうんだ、今ここでいって見よ!こんな奴らにどうして投票できるんだ。彼らにどうしてこの国を任して棄権なんてできるんだ!全く、絶望国家だ。