英語には十年を表すdecadeという単語がある。これは日本語にはない。あれから20年という言い方はtwo decadesだということになろうか。
四半世紀、半世紀という言い方はどこから始まったのだろうか。一世紀という数え方はやっぱり西洋の数え方なんだろうなぁ。
日本では10周年は区切りとして良いけれど、次は20年だろうか。西洋だったらそれは25年ということになるのだろうか。あ、いや、decadeからいえば20周年で良いのか。なんだか、よくわからない。
1994-1995年というころはわが家も大激動だったのだなぁと改めて思うのはそれは今日が阪神・淡路大震災の日だからだろうな。あれから20年。”たった”20年でもあるし、”もう”20年でもある。若い頃は1年が経つのは大変に遅かったのに、ここのところ、もはや10年すらあっという間で、20年はそんなに昔のような気がしない。半年後には引っ越しすることはもう決まっていた。楽しみのような、不安なような、何とも宙ぶらりんだった。それから4年後にはもう仕事を辞めていたのだから、考えてみると私の90年代というのはかなりの変化でこれは一度きちんと書いておいた方が良いかもしれない。