ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

渋谷

 朝5時に起きて、テレビをつけたらSeattle Seahawks対Green Bay PackersのNFCカンファレンス・ファイナルが始まったばかりだった。飯を造りながら見始めたが、Seahawksのディフェンスが粘りに粘ってTDをとられそうになるのをFGで凌ぐにもかかわらず、オフェンスはちぐはぐで、ちっともボールが手につかない。そのうちにとうとう4Q残り10分で19-7で、こりゃもうダメだなと思っている時が午前8時。マッサンにテレビをとられちゃって、15分後に見たら、なんと!22-19でSeahawksが逆転していただよ!
 ところがあっというまにGreen BayがFGを決めて同点。延長戦、overtimeに突入。コイントスで勝ったSeahawksがまず攻撃権をとったのよ!するとこれまでのオフェンスの不調が嘘のよう!あっという間にTDで勝ったのだ!いや、肝心の所を見過ごした。今夜の夜中の再放送を見なくちゃ。
 AFCのカンファレンス・ファイナルを見もせずに家を飛び出して、渋谷へ。午前10時から渋谷シネパレスのscreen-2で毎日一回限りの三週間上映の「何を怖れる」(松井久子監督第四作)を見に行く。土曜日から始まったこの上映は毎日この映画の中でインタビューに応えた女性が一人ずつ出てきて公演することになっていて、今日のスピーカーはかの上野千鶴子である。
 そのせいかどうか知らないけれど、115席の一番前はさすがに埋まっていなかったけれど、ほぼ100名ほどの観客で、そのうち男性は本当に一割いるかいないか。ちょっと参った!という感じだ。
 上野千鶴子は登場するなり「俳優の上野です」といって受けを狙ったみたいだけれど、見事に滑っていたね。大体この映画はノンフィクションだしね。
 質疑ということになって最後に早稲田の露文だという学生の男子が手を上げたけれど、何をいいたいのか訳がわからん。この場で手を上げた勇気はたたえても良いと上野がいったけれど、オイオイ良くこの場の雰囲気を読まずに上げたなぁと感心する。日本の女性解放運動が本当に実を結んだかどうかといったら、ほとんど実を結んでいないというしかないが、この国で少しでも改善するとするならば、政治で勝たなくてはどうしようもないと思う。そのためには自民党公明党連立政権に勝たなくちゃならない。女性を如何に解放するかは如何に政治に関わらせるかにかかっているといって良いのではないのか。そのためには若者、男をその気にさせねばならぬ。