ほぼ足りてまだ欲 その先

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NHKの横暴

 私はNHKの日曜日朝の「日曜討論」を一切見なくなった。つまりかつては見ていたのだけれど、自死をしてしまったかつての前司会のあとに、とんでもない、あたかもフジテレビの「報道なんたら」という番組の司会をやっていたんじゃないかと思わんばかりのとんだくわせものが司会になったからだ。
 それが島田敏男という解説委員だ。NHKの解説委員も地に墜ちたものだ。こんなやつにこんなタイトルをつけ、こんな仕事をやらせるのだから。
 その日曜討論に「生活の党と山本太郎となかまたち」 と 「日本を元気にする会」は国政を担う政党のひとつとして呼ばれなかったという。NHKは勝手に「国会議員 5人以上 かつ 国政選挙得票率 2%以上の2条件が必要」という要件を作り出したのだそうだ。
 この番組の司会である島田敏男の名前は安倍晋三が会食をするマスコミ連中の中に立派に出てくる。NHKが昔から自民党の手先をやってきたことは疑うべくもない。かつての宮田輝は地方の自民党票の集票係だったようなものだ。彼も、高橋圭三NHKを引退後自民党の国会議員になっている。
 それにしてもここまでやるのは明らかな、見え見えの差別である。NHKの始末の悪いところは金があるものだから、文化的な番組にも結果を出しているという点にある。フジ産経グループのフジテレビや読売新聞系の日テレ系はくだらない番組で国民の愚民化をはかり、自民党のためだけに存在しているのはわかりやすいが、NHKはあたかも「視聴者のためにあります!」と思わせながら肝心なところで自民党広報を忍ばせるところにその汚さがきわまる。