ほぼ足りてまだ欲 その先

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選挙

 英国もフランスも若者の投票率は50%に達していないらしくて、どうしたら彼らの投票率を高めることができるかという議論がされているらしい。日本ではそれほど議論になっていない。どうしてか。彼らが投票をもっともっとするようになると、自公連立政権に批判的な結果が導き出される可能性も考えられるからだろう。今の状態が最も良いと思われるからだ。しかし、それではなぜ投票権を18歳に引き下げようとしているのだろうか。そこまで下げてもどうせ棄権するに決まっていると舐めているからだ。
 投票を棄権することが勝手にできてしまうからいけないのだという考え方がある。豪州では棄権をすると罰金が科せられる。だから毎回投票率は90数%に達する。こんな制度を持っているのは豪州だけかといったら、欧州でもあるがわずかに四カ国。
 ベルギー、ルクセンブルグギリシアキプロスである。ベルギーでは実際に罰金が科せられるということはほとんど考えられないらしいけれど、投票率は毎回ほとんど90%に達しているそうだ。
 すぐに統一地方選挙がやってくる。だから街中に真新しい候補者、あるいは現職のポスターが何枚も貼られるようになってきた。
 区議会や都議会の議員選挙に出るつもりの連中のポスターを見ると、若い連中はみんなして同じ様な顔をしている。妙につやつやしている。髪の毛がツンツンしている。目を見張っている。口角が上がっている。実際に逢ってみると気持ち悪いほどキラキラさせようとしている。着ているものがリクルートスーツのようだ。どれを選んでもほとんど変わりない。多分。信用ならない雰囲気になっている。どうしてあんなのが良いって事になってんだろう。