ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今日の

 病院で栄養士さんに相談する日。なんと気がついたら午後4時から一時間話していた。結論。卵は一日一個。カロリーを一日1400kcalに抑えること。運動をすること。必ず椅子を離れる小一時間を作ること。油ものを喰っても良いけれど、それ相応の運動をすること。カツ丼を食うんだったら卵とじにせずにソースカツ丼にしろ・・・それじゃ旨くないじゃん・・トホホ。刺身も青魚にしなさい。
 それから先生に逢って、そこから上野鈴本演芸場へ。到着したら午後6時を過ぎていて、高座は桂籐兵衛で、「浮世床」の良いところだった。邪魔をしちゃったかもしれないけれど、久しぶりにこの話を聴いた。「半ちゃん、起きねぇかってったの、誰だっ!」
 「遊平・かほり」の二人はほぼ基本的には同じだけれど、所々に昨日とは違う味を見せて、またまた笑ってしまった。面白いねぇ、この漫才は。順子・ひろしの次はこの二人かなぁ、男女の漫才は。
 百栄が今日は一体どうするんだと思ったら、前座がめくりを奥から持ってきたと思ったら「天どん」だよ。埼玉大(国立大だ!)出身、円丈の弟子。奴もいっていたけれど、円丈は無茶苦茶で彼の弟子には小田原丈なんてのがいたからね。一昨年真打ち昇進。
 菊太郎は今日は「湯屋番」番台の上の若旦那をもっとやるかと思ったけれど、これ、長くなるからなぁ。実は菊太郎は楽屋に入るのに自転車で来たね。私の目の前で自転車を置いて鈴本の奥へ消えていった。
 カンジヤマ・マイムは昨日に比べたら想像上の棒を投げる、をやらなかった。彼はアメリカの大学のドクターだってんだけれど、全然感じさせないんだよねぇ。
 小菊さんは都々逸を二つばかり。「終わりましたよ」って客席にいうのが癪にさわらぁねぇ。「犬の遠吠え 新内ながし 誰か相手のほしい夜」ってんで、今や「犬の遠吠え」を聴きませぬなぁというお話でござる。
 そして正雀さんの昨日に続く「お冨与三郎」は「島抜け」です。たかだか30数人しきゃ入っていない客席はし〜んとして聞き入っていて、終わるや、人数が増えたんじゃないかというほどの拍手。「外は御用提灯の波でございます。」
 素晴らしい。いうことありません。随分贅沢させて貰った鈴本でした。
 帰りは徒歩。6,826歩。