ほぼ足りてまだ欲 その先

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もし事実だとしたら

 安倍晋三が「「事実であれば大変遺憾だ」といったんだと報じられておりますな。彼は事実ではない可能性も十分にあると言っているということになります。
 自民党はこれまで安部が民放各局、新聞各紙のお偉方を呼んでは一緒に飯を食っている事実があって、当然彼らを丸め込んでいることは周知の事実で、また、安部に呼ばれた連中は実際報道の面で自民党に大甘になってきていることは誰の目にも明らかでしょ。そこへきてあの一直線差別主義者の百田を呼んだ自民党の大バカ野郎議員連中の会合で沖縄の新聞なんか潰しちまえといっただけでなく、それを報道したことに対してまでスパイのような行為だと非難するという底なし傲慢バカを露呈。
 こんな連中が国会議員だってんだから、この国はいったいどこまで腐りきっているのか、呆れ果てる。涙も出ない。これが「事実」かどうかもわからないでいるようなやからが党首で、そいつが首相だってんだから、笑うしかないだろう。菅義偉が「政治家は誤解されるような発言を避けるべきだ」といったそうだけれど、それはそのままお前に返してやろうじゃないか。谷垣は「主張の仕方にも品位が必要」といったそうだけれど、それ以前の問題だよ。
 まだまだ騙され続けるんだろうか。

追記

 NHKの報道では安倍晋三はこう発言したという。「私は存じ上げないが、それが事実であるとすれば大変遺憾だが、当然、党の正式な会合ではなく、有志が集まった会合であり、その中の発言がどのような形で報道されたかということについても、確認をしてみる必要はある」
 正式な会合でなければ、どんなことをいってもそれは許される、という見解であるし、その上、この発言はどうやって入手し、それを報道したのかという点は問題だと彼自身は考えているということだ。非常に内向きな発言で、このような姑息な見解を時の政府の、いわゆる「最高権力者」たる首相である安倍晋三が持つことにとことんこだわりたいと思う。