ほぼ足りてまだ欲 その先

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検査

 とかく医者は検査が好きだ。今通っている医者は内科だけでなくて、整形があったり、周囲の調剤薬局と提携して管理栄養士の相談をやったり、エコーや胃カメラの設備があって週に一度外部から検査技師が来てそうした検査をやったりしている。そういう設備があるんだからどんどん検査をして回転させているわけだ。医者も二人常勤で、整形外科は週に4日という体制。
 で、腹部エコー検査と胃カメラ検査をやったことがあるか、というから、エコーなんて一度もないし、胃カメラをやったのは胆嚢を摘出したころだからもう15年くらい昔のことだといったら、即それをやろうということになぜかなった。
 週に一度だけ来るという検査技師が水曜日に来るというので今朝は朝飯を食わずに朝一番に行った。エコーって奴は確か、二年前に泌尿器科前立腺の診断に使われた記憶が蘇ってきた。あの時はごりごりやられていたかったよなぁと。腹を膨らませて息を止めるってぇのは結構辛い。さんざんおなかをゴロゴロやられた挙げ句に「ガスがたまりやすいのか、見えにくいところがありますねぇ、肝臓、胆嚢が見えにくくて」と仰るので、「そうでしょ、もう20年くらい前に胆嚢は摘出しましたからねぇ」といったら「あ、そうですか!?手術のあとがないから気にしてなかった!」というんですね。当然の如く、患者のカルテなんて見てねぇんだよなぁ。
 そのあとがもう、とっても、それはそれは、大変だった。私は25年くらい前に十二指腸潰瘍をやって生まれて初めて胃カメラを呑み、ゲェゲェ、ゴホゴホと大変だった。胆嚢を摘出したときは手術後に違和感があるといったら医者が自分で胃カメラを操作して、また、げほごほ、それは大変だった。それでもあれから随分経っているから医療業界は驚くほどの進歩を遂げていてそんなわきゃないだろうと軽く期待していたのが大間違いだった。
 もうゲホゲホ、ガホガホで死ぬかと思った。終いには「抜けない!」と技師がいい、「舌が邪魔してんですね!」と看護師が何度も繰り返す。俺が悪いのかよ!胃カメラ呑むベテランなんかになりたかねぇぞ!もっと巧くできねぇのかよ。終わったら喉が痛い!
 いつまでも喉に違和感が残って気持ちワル!そのあと、医者の問診にいったら「随分大変だったみたいだねぇ、次回は麻酔をするっていってたよ」といわれたんだけれど、もう次回がないことを祈りたい。