ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

新宿

 久しぶりに新宿へ行って保阪正康氏の話を聴いた。5月14日以来のことで、一体何回休んでしまったのかと思ったら4回も欠席したわけで、実に勿体ないことをした。その間の資料を戴いてきたけれど、その資料を読み込むだけでも手応えがたくさんだ。
 半藤利一氏の「日本の一番長い日」がまた映画化されたことを知った。この映画は1967年に岡本喜八監督で映画化されている。これは劇場で見た記憶があるけれど、どこで見たのか、誰とみたのか、まったく思い出せないが、三船敏郎の阿南が自害する場面をくっきりと覚えている。
 今度のキャストは役所広司阿南惟幾)・本木雅弘昭和天皇)・堤真一迫水久常)・山崎努鈴木貫太郎)といったところなんだそうだ。
 前作では三船敏郎阿南惟幾)・八代目松本幸四郎(後の白鸚)(昭和天皇)・加藤武迫水久常)・笠智衆鈴木貫太郎)だった。他にも中村伸郎木戸幸一)・山村聰(米内光政)・志村喬(下村宏情報局総裁)・北村和夫戸浦六宏神山繁等々、今から考えると錚々たる役者揃い。中には加山雄三が出てくるところが東宝らしいといえばよいか。
 どうやら保阪もこの映画の試写を見たらしく、こういう場面は不自然だ、あんなことをするわけがないという場面があるんだそうで、半藤さんにもいったけれど、「それをいっても聴かないんだなぁ」という。あの役者を連れてきたんだから、これだけで終わらせるわけにはいかないというようないわゆる「大人の事情」があるらしい。如何にもそれらしい。今この時期にこの映画を公開する理由はなんだろうか、なんぞと考えるけれど、考えるだけあほくさい。自民党ネトウヨ軍団大喜びをする映画なんだろうから、決して見ない。当方はこの種の映画を大好きだ。あの会社だからおおよそ予想はつくけれど。
 どこでお昼を食べようかとさんざん悩んだ。三州屋の海鮮丼も随分食べていないし、とんかつだって食べていない。しかし、そこを自重して銀座かめやの冷やしまかない蕎麦550円にしたところが大変にエラい。しかし、今日初めて思ったのだけれど、これだけ具を載っけたんだから、ぶっかけのおつゆはもうちょと濃くないと負けちゃうんですねぇ。しかし、それでは蕎麦である意味がなくなっちゃうのかなぁ。やっぱりこれは邪道かな?
 そこから二軒アウトドアショップを巡ってkeenの今はいているのと同じ靴があったら押さえようと思ったのだけれど、もうとっくに型番が変わっているらしい。これはひとつ、原宿のkeenの直営店に行かねばなるまい。
 教文館で下記入手。

週刊金曜日 2015年 7/17 号 [雑誌]

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