今日のTBSテレビの「報道特集」はさすがだった。慰安婦問題だったのだけれど、当事者の証言は生々しく、そして残酷なものだった。その上、従軍した元兵士だった人の涙ながらの発言がまさしく本音だった。
「戦争っていうものは人道も人権もなくなってしまうんです、明日を知れぬ若者なんです!」
だからしょうがないだろうというのが本音なんだろうけれど、だから居直って良いという問題でもないし、誰がどう管理したかの問題ではない。戦争だからと理由を付けようが犯したことは犯したことであり、それに対する謝罪はしなくてはならない。それをなかったことだといくら言い張っても、あの人たちのこころに無残に残した傷跡は癒えない。