ほぼ足りてまだ欲 その先

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防空法

 戦時中、市民が空襲に際して被災地に留まって消火作業に邁進せよ、自分たちの命だけ、助かろうとして、消火を放棄して逃げるのは卑怯であるといういい方で防空法が機能していた。如何にも当時の政府がいいそうなことだ。何が何でも人は特別な扱いがあるのは平等ではないというのは反知性的な平等論の上に立脚する。人間というのは様々な精神的、身体的多様性の上に存在していることをすべて取っ払って平等を主張するのは、一見説得力がある様に見えるが、実は文化大革命ポルポトに見るような暴力的平等でしかない。それが戦時の日本も確かにそれで動いていた。それがまた復活してきている。