ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

京都

 今年はまだまだ本格的な冬という感じがしないけれど、とにかく紅葉を過ぎると、JR東海が売り出し始める格安京都ホテルと新幹線パックでまた今年も京都へ赴くことにした。いつもの通り正午に東京駅を出発する「のぞみ」。これだとエクストラを払わなくて済む。朝の「のぞみ」に乗って一日を有効に使おうとするとエクストラをつまなくてはならない。これで行くと京都に着くのが午後2時半前。すぐさまバス乗り場に行って100番のバスに乗る。このバスは清水坂を上る人たちが半分くらいは乗っている。
 私たちは岡崎公園まで乗る。ほとんど半時間で到着。京都市美術館は今日までで「フェルメールレンブラント」という特別展をやっている。とはいってもフェルメールはメトロポリタンの「水差しを持つ女」一点きりである。多分に羊頭狗肉の傾向がないとは言えない。しかし、これだけオランダ絵画に囲まれ、最も人だかりがしているフェルメールだけれど、どうもインパクトに欠ける。メトロポリタンで見たときは、5点の中の一つだからそんな気にはならなかったのけれどなぁ。ハルスやヤン・ステーンといった自分のお気に入りがあるから文句をいわない。
[ 行きの弁当は必ず東京駅の地下の大丸で、買う。ミルフィーユ寿司弁当なるものを一度でいいから食ってみたかった。見た目はすごいが、実に食べにくい。ほじくらなくてはならない。
 夕飯はかねて前を通ってはため息をついていた「リプトン」で、ハンバーグ+エビフライとパスタのペスカトーレを二人でシェアして食べた。安くはないのだけれど、膝を打つほどでもない。同じ経営のとんかつ屋の方が魅力があるなぁ。先斗町を歩くと、次から次に面白そうな店が並んでいる。新しくできたらしい、ちょっと洒落た立ち飲みに毛の生えたような呑み屋があちこちにある。旅先ではほとんど酒を飲まないことにしているので、素通りする。
 明日は寒さをついて比叡山に登ろう。冬期間中は向こう側へ行って坂本のケーブルカーだけが交通機関だそうだ。
 本日約1万歩。