ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

反省

 一日無茶苦茶したら、かなり日頃の行動が停滞してしまい、ぱったり静かになってしまった。昨日は夜になって新生バンドの練習にいっただけだった。
 これまでバンドは6人でいわゆるグループ・サウンズ(日本だけ、しかも世代限定でしか理解されない音楽ジャンル)のバンドだったのだけれど、ゆえあって5人で、50-60年代のアメリカン・ポップを演奏するバンドに生まれ変わった。
 GSを長年やってきたのは、ひとつは良い歳になって昔の歌をちゃんと演奏するバンドをやりたかったことで、たまたま知り合った人が「自分は半世紀以上ギターを弾いてきたし、GS任せてくれ」といっていたので、それを触れ込みで再開させたのがきっかけだった。その前まではヴェンチャーズとGSのバンドをやっていたのだけれど、リードギターが外地勤務になって消滅していたのだ。
 6人組は初めの頃は良かったのだけれど、だんだん音に広がりがなくなってきて、一段階発展せず、煮詰まり感が出てきた。往々にしてそうなるものなのだけれど、広げていこうという気持ちと安住感が交錯して齟齬を生み出してしまう。
 一年ばかり、なんだかんだと考えたのだけれど、この際、広げたくなる分野に特化して安住することを辞めた。それが何をやるのかというと、どっとさかのぼって5-60年代のアメリカン・ポップになってしまうのが、何とも理解しがたいのだけれど、いわゆる「懐メロ」は心に滲みやすいのだ。そういう年代になった。何しろ今度の5人組は全員退職者だ。そういう歳なのだ。