アメリカの民主党大統領候補をヒラリー・クリントンと争っているのは74歳、ポーランド系ユダヤ人のバーニー・サンダース。彼はTPPに反対している。格差の是正に声を上げている。彼は社会主義者だといっている。その彼が旗色悪しとはいえ、ヒラリー・クリントンと支持代議員の獲得レースを戦っている。
多分時期米国大統領にはヒラリー・クリントンがなるだろう。まさか、トランプのような最右翼の価値観を米国人が選択するとは思えないし、サンダースのような社会主義者も選択するとは思えない。
米国人はコミュニストという言葉に弱い。サンダースがクリントンに勝ったとしたら、直ぐさまトランプはサンダースのことをコミュニスト呼ばわりをして米国人を縮み上がらせるに違いない。
もしトランプが大統領になるんだとしたら、世界はとんでもない状況に突入することになるだろう。ひょっとすると大統領の任期をまっとうする前に大事件が起きる可能性だって抱えることになるだろう。
しかし、日本ではこのまま行くと、恐ろしいほどの右翼国家が生み出される可能性がある。その点では日本という国は今まさに瀬戸際にある。ひょっとするとひょっとしてしまうことになる。しかもその可能性は高まっている。
