ノートって新しいものを買いたくなりませんか?私は必要があろうとなかろうとノート売り場に行くと嬉しくなってしまって、ウキウキします。だから日頃は近づきません。ところが予期せず遭遇してしまうことがあります。他のものを探していて、たまたまそんなところに入り込んでしまう場合です。そういう点では日本の文具屋は大変に危険です。次から次から思いもよらぬノートに遭遇するからです。
そんな中でもお気に入りと、あまりにも高いから手が出ないものと区別がつくようになります。
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学校で授業に参加していた頃はノートではなくて5mm方眼のルーズリーフやレポート用紙でした。そうして授業ごとに配られるハンドアウトと組にしてバインダーに挟んでいました。そうしたバインダーが未だに保管されているんですが、これは多分私の死後一顧だにされずに捨てられてしまうわけです。
- 出版社/メーカー: ライフ
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- 出版社/メーカー: マルマン(maruman)
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このノートの良さはダブルリングにあります。普通のノートと違って、きっちり書きやすいばかりではなくて、このリングにペンを差し込めるというのが好きです。筆記具を差し込んだままにしておけるのは何かメモをしたいときにとっても便利です。
A4 アガタ Bacic 12 PP表紙 方眼【コンフェッティ】
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今ではすっかりやらなくなりましたけれど、このくらい小さいノートを常に周りにおいてなんでもメモしていたものでした。多分今の人たちはそれをスマフォ一つで済ましているのではないでしょうか。
Miquelriusのノートを初めて見つけたのも伊東屋でした。当時は地味な表紙のノートだけ置いてあったのですが、どうも伊東屋のバイヤーの方が若い女の子向けに考えていたらしくてど派手な、まるでマリメッコのような表紙のモノばかりになって辟易したのを覚えています。このノートの良さの一つは表と裏にほんのちょっと堅めのプラスティック表紙がついていて、これが支えになって書きやすいという点では、スペインらしくなく(知りもしないで勝手なことを云いますが)機能的なのです。
先日伊東屋では100% recycled paperのものを見つけることができました。久しぶりに見て思わず買ってしまいたくなったのですが、考えてみたらうちに一冊あり。
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コクヨ ノート 測量野帳 スケッチ 白上質紙 40枚 セ-Y3
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しかも差していたのはステッドラーとかロットリングのメカニカル・ペンシル(日本でいうシャープ・ペンシル)でしたね。ところでどうしてマークシートはシャーペン使用不可と云っていたんでしょうねぇ?私は不思議でしょうがなかった。だって、鉛筆でも同じでしょ、マークを塗りつぶすのには。
と思っていたら、こんな書き込みを見つけました。驚きでした。理由がわからないと理解できませんね。
シャープペンシルの芯も本来は鉛筆の芯と同じく黒鉛なんですが、シャーペンの芯の商品パッケージを見ると分かりますが、折れにくく、そして濃く書くために、黒鉛以外の成分も多く入っていて、同じ濃さに塗ったつもりでも、黒鉛自身の濃さはものすごく薄い、という商品もあります。HBのつもりが、黒鉛の濃さでは4Hくらいしかないということもあります。芯が折れにくい特別な技術とは何か、ということですね。有名メーカーから「マークシート用」のシャーペンの芯が売っているのはそのためです。
いやぁ〜、世の中知らないことだらけですね!しかも、マークシート用の芯があるなんて、考えてもみませんでした。
ところで、シャーペンなんですが、私はこのシャーペン以外は要らないと思っています。それ位コストパフォーマンスが高いのです。芯は0.9mmでしかも2Bときます。これは使いやすい。残念ながら近頃はもっぱら万年筆なのです。
プラチナ プレスマン シャープペン 速記用0.9mm芯2B 2105010
- 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
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ところで、伊東屋のノート売り場にはかつて、様々なメーカーのノートを試し書きのために置いてあったコーナーがあって、自分の筆記用具を使って試してみることができたのです。これは素晴らしいアイディアでしたけれど、新しい建物になってからはすっかり姿を消してしまったのは残念でした。伊東屋は精神を入れ替えてしまったので、もうしょうがないのかもしれません。