ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 もう二日も家から一歩も出ていなかったところへ、集合住宅の管理人の方が相談したいことがあるといってお見えになり、それぞれについてお願いをしたところで、「そうだ、出かけよう」という気になって出かけました。
 JRの駅まで歩いたところでもう既に息切れになりそうで、なんだよだらしねぇなぁと思った瞬間にふと気がついたのは、これじゃ地震がやってきたら生き延びるのはなかなか難しそうだなぁってことだった。ラジオで熊本の避難所で高齢の方が心不全で亡くなったというのを聞いて、こりゃ他人事じゃないよなぁとしみじみ思った。
 有楽町で山手線を降りて、交通会館の横をすり抜けたあたりで、やっぱりトイレにいっておくか、ということになり、東急ハンズが入っているマロニエゲートビルに入った。ここのトイレは比較的空いている率が高く、綺麗に整備されている。銀座界隈は昼間はデパートやこの種のビルがあるから心配はないけれど、問題は夜だ。地下鉄の構内のトイレとか、数寄屋橋公園の公衆トイレくらいしか思いつかない。高速道路の下の地下にある飲食店街のトイレもあるけれど、そうそうにしまってしまう。
 そういえばまだ東急プラザに入っていない。次回に回そう。
 銀座一丁目の八重桜の並木道にやってくると、まだまだ八重桜が咲き残っていて、「おいおい、見捨てていくなよ!」と声をかけているので、ハイ、ハイといって写真にする。ところがふと気がつくと、そんな上の方に見とれている場合ではなくて、とっくの昔にツツジがとっても綺麗な色を見せているじゃないか。そうか、ここにはツツジもこんなにたくさんあったのかぁと今さらながらである。一体全体、このあたりをもう何年歩いているというのだろうかと自分の気がつかなさに驚いちまう。そういわれてみたら、日本橋の界隈だって、様々にツツジが咲いている。
 今年は女性もののファッション系の店に随分多くのパナマ帽子がディスプレイされているけれど、流行ってんだろうか。あの手のものは安くない割に、一夏過ぎるとへたる。パナマといえばエクアドルなんだけれど、エクアドルも大きな地震があったと聞いているけれど、九州の地震がそれどころではなくて、エクアドル地震についてはほとんど聞こえてこない。
 丸善の横の通りはちょっと前までは桜で大賑わいだったけれど、今ではすっかり葉桜になってしまっている。これはこれで、若やいだ緑色が綺麗だ。コレド室町でもう一度トイレを借りた。そのうち銀座・日本橋公衆トイレマップでも作ったろうかと思うほどトイレが近いね。地下のパン屋に入って、前回買った美味しいパン一個だけを買う。実に優しそうな、都会育ちの繊細を絵に描いたような坊ちゃんが袋に入れてくれた挙げ句に「レシートご入り用ですか?」と聞く。今時はコンビニやドラッグストアーでも皆さんレシートをその辺に置いてあるゴミ箱に捨てていく。私はちゃんと貰ってきた。どうというわけでもないけれど「はい!」といって大事に持って帰ると「あぁ、この人はきっとちゃんと家計簿(今や死語だね!)をつけているんだ!と尊敬の念を集められる・・・・わきゃないか。地元のスーパーまでかえってきたら、冷やし中華の三食セットを150円で売っていたので、飛びつくように買ってきた。明日の昼飯は今シーズン初の冷やし中華だ。

7,800歩