ほぼ足りてまだ欲 その先

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エベレスト登頂

 タレント(なのか?だって最近ほとんど見ていないぞ)の「なすび」は「突撃電波少年」の番組にこの名前で登場してからずっとこの名前なんだけれど、一体、本当の名前は何つうんだろう。
 随分前から彼がエベレストに登ろうとしていたことは知っていた。それはイモトが番組の中でエベレストがどうのこうのといっていたときにも、「ヘリコプターで来てドォ〜ッと去って行った」と書いていたので気がついていたのだ。しかし、一体どんな状況でそんなことを考えているのか知らなかったけれど、4回目の挑戦で今回ようやく登頂に成功したのだそうだ。
 しかし、なんだかカフェ難民や、東南アジアの彷徨っているバックパッカー難民みたいな状況を想像していた私はびっくりしてしまったのだけれど、彼は国際山岳ガイドの人を中心にして、金を集めて4回目の挑戦をしたんだそうで、その根性たるや驚いている。なんの理由があるのかと思ったら、彼は福島の出身者で、3.11を忘れないでいて欲しいという願いを持っていて、これを繰り返し繰り返し挑戦していたという。日本人のこれまでの登頂者数はなんと163名もいるんだそうだ。あの難波康子も含めてである。
 ネットではそれまでにかかっていた金を寄付すれば良いじゃないかという声があるけれど、それでは彼の願いは叶わなかっただろう。しかし、彼をこの社会はどう迎えるのだろうか。あまり大きな反響に結びつきそうにないのが気に入らない。私は彼のこれまでの挑戦を文字にして欲しいと切望する。
 この機会に難波康子をウィッキペディアで見てみた。彼女は普連土学園から早稲田と書いてある。外資系の会社に勤めながらすべて自費で山登りを果たしてきたというのは素晴らしいが、47歳でエベレストは過酷だったといって良いだろう。