先日、ライブをやったときに、友達のバンドの関係でお爺さんが三人来ていた。三人が三人とも学校の一年先輩だった。ところがそのうちの一人が何をしていたのか知らないけれど、留年したらしくて私と卒業年次が一緒だといった。で、年子の兄貴がいたという。その兄貴という人を私は知っていた。世の中狭い。そろそろ半世紀も前の話だ。
そのお兄さんは30年くらい前にすでに亡くなっている。病気だったといっていたと思う。しかし、彼に私がお兄さんとはこういうところで知り合って、こういうことがあったし、こういうところに連れて行ってくれたという話をしたが、彼はそのどれもこれもが初耳だという。そりゃ兄弟だって知らないことはたくさんあるだろうけれど、それには私も相当驚いた。話が繋がらないのだから。
彼らも来年は一緒に古稀になるんだなぁ。
