とうとう、舛添要一はマスコミの大キャンペーンに負けて、都知事を降りた。ま、あれだけやられたらやってられないだろう。とにかくNHKを筆頭に毎時間のニュースで「こんなこともした、あんなこともした」とキャンペーンを張られたらやっていけない。
そこへいくと、小渕優子も、下村博文も、ましてや甘利明なんぞあれだけの金をポケットに入れながら、検察が後ろについて何ともないっていってんだから、あまりのちがいにあっきれかえってぐぅの音も出ない。
こんなことがまかり通るんだからこの国が一等国でないのは火を見るよりも明らかだ。これで都知事はろくでもない奴三人連続って事になるわけで、今度こそ本当にちゃんとやる人を知事にしないと格好悪いっちゃありゃしない。
それでも今のこの国はすべてを電通にゆだねちゃっているので(妄想だと思うだろうけれど、どう考えたって、これまでの自公連立政権のやり口は彼らの得意なやり方)、ぼぉ〜っとしていると、自公に全部持って行かれちゃう。
今度の知事選も、参院選も、候補者の選定や公約の作り方、論理の持って行き方、すべからくかれらのやり口そのものだ。
今年は戦後の日本にとって、本当に正念場になる。このまんまだと、絶望的だ。