Novak Djokovicがウィンブルドンの三回戦で負けた。勝ったのはアメリカ人のSam Querreyだけれど最高ランクはシングルスが17位(現在は41位)、身長198cm、体重91kgのサンフランシスコ出身の28歳。
二セットをQuerreyが連取したところで雨、時間も既に午後8時だったのでサスペンドになり、翌日再開したところで、Djokovicが6 -1でとって、あぁ、やっぱりかなわないんだなぁと思ったら第四セットで第一セットに続いてタイブレークに。7-5でとうとうQuerreyが勝った。最後はもうQuerreyのいけいけモードにDjokovicがストロークが全然ダメだった。何か、身体か、精神的に問題があったのではないかと思わせる、まったく覇気のない、ひっくり返せるような雰囲気がまったく感じられない終わり方だった。
Djokovicの敗戦が及ぼす影響は少なくなくて、センターコートで試合をしていたイギリスのMurrayもショックを受けた様子。これで、地元でのMurrayの優勝の可能性がぐんと上がったといえそうだ。
Sam Querreyの次の相手はダブルスではランク2位だけれど、シングルスではランク51位のフランスのNicolas Mahutで、ランクからいったら良い勝負なんだけれど、Djokovicを倒した勢いで勝ち上がってくるだろうか。これに勝てば準々決勝だからふたりとも緊張するだろう。
錦織の次の相手はランク13位のクロアチアのチリッチ。左脇腹のことが心配の種。