ほぼ足りてまだ欲 その先

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卓球

 ご承知のように世界の卓球界を覗くとかなりの数の中国人選手が各国の代表としてエントリーされています。先日の日本女子のドイツ戦でも相手は中国から移民した選手でしたし、コーチも同様でした。何しろ中国の卓球レベルは競技人口がやたらと分厚いので、ちょっとやそっとでは代表選手になれないので、皆さん他国へ。猫ひろしが一杯散らばった状態といって良いでしょうね。
 で、韓国でも中国人選手の導入を画策している大企業があるらしくて、養子縁組の申請があったんだと嫌韓新聞の産経が報じています。(こちら

養子縁組という“裏技”まで繰り出す韓国卓球界の浅ましさ

 とても全国紙が書くような文体ではなくて、まるでスキャンダル週刊誌のノリです。なにしろ元支局長が拘束されちゃった過去があるので、恨み骨髄です。
 ところがこの記事をよく読むと、

 ソウル家裁は国際大会への出場や、そのための国籍取得を疑問視。「選手は実の両親の下、円満な環境で成長し、中国の名門大学に進学した。原告夫婦とは特に親しい関係でもない。こうした点を考慮すると、養子縁組は選手を幸せにするものとは考えにくい」として申請を退けた

 と書かれていて、ソウルの家庭裁判所が実に公正なる判断をしたんだということになっていて、これではソウル家裁の公明正大さを讃える記事になっちゃっているのが笑えます。
 記事は三年かけて帰化したんならともかく、養子縁組で一気に特別帰化を狙うのは「歪んだモラル」だといっていますが、これが決定的な違いを示しているとはとても思えませんね。