私の病気の記録といった方が良いかもしれません。
- 作者: 吉沢久子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: 文庫
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みんな忘れている。みんなもうそんなことを想い出さないようにしているかの如くなのは決まって政権与党の政治家なのがまったく納得がいかない。
- 作者: 塚本哲也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/06/01
- メディア: 文庫
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当時の私は欧州なんかにまったくなんの興味もなかったからこの本の存在、いやいや、ハプスブルグ家そのものもなんにも知らなかった。
そんなことをいうと、本を本気になって読むようになったのも、ここ15-6年のことだからなんにも知らなかったということだなぁ。大学に入って以降それまでの間一体私はなにをやっていたんだっけ?
あ、いや、そんなこっちゃない。そういえばこれもあった。
ハプスブルク帝国、最後の皇太子 激動の20世紀欧州を生き抜いたオットー大公の生涯 (朝日選書)
- 作者: エーリッヒ・ファイグル,北村佳子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/04/08
- メディア: 単行本
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- 作者: 堤未果
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/07/10
- メディア: 新書
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そういえばマスコミの皆さんはもう「パナマ文書」のことはお忘れなのだろうか。この本のタイトルの「政府」というのは勿論「安倍晋三自公連立内閣」のことだけれど、なんで「安部」にしなかったんだろう。多分編集者との間で議論があったんじゃないだろうか。もうひとつの疑問はなぜ角川新書なのかという点かなぁ。
この本を読むと自公連立安倍晋三政権がやっているのはアメリカの政治とまったく同じって事かと思う。金持ちのための政治。
- 作者: 保阪正康
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/08/04
- メディア: 大型本
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ほとんどがインタビューで構成されていて、保阪も巻頭の解説と二項目について応えているけれど、東京裁判については日暮芳延を起用しているところが宝島だろう。彼の講談社現代新書は資料としては興味深く読んだけれど、彼自身の解釈を数回にわたって聞いた時はさすがに北岡伸一を師と仰ぐスタンスに立っているんだなとがっかりした。
「ナンジ人民飢えて死ね」と書かれて掲げられたプラカードの写真をあげて「不敬プラカード」とクレジットを入れるところなんぞ宝島の面目躍如。そういう雑誌にいつの間にかなっているのだ。
- 作者: 加藤陽子
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2016/08/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これは一冊を抱え込んでじっくりどこかに籠もりたくなる本なり。しかし、多分私は見ないだろうけれど、この本の目次は年寄りにはとても辛い。
こちらに池澤夏樹による書評が掲載されております。
この書評を書きながら反省したのだが、結論に走ってはいけない。自分の意見に合うところだけつまみ食いしてはいけない。史料を読んで、過程を辿って、その中から今後に役立つものを誠実に抽出する。これはそのよい練習になる本である。
さすが!
- 作者: 吉浜精一郎
- 出版社/メーカー: 芙蓉書房出版
- 発売日: 2016/08/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本の構成は何となく、不思議な形になっているような気がするけれど、これは何の意味があるのだろう。著者の気の赴くままという雰囲気がする。
加藤陽子先生のものもそうだけれど、しっかりした文献が掲載されているのはさすがである。
演歌歌手のジェロのお婆さんはいわゆる「戦争花嫁」のお一人だということをこの本で知った。
確か川崎港とWollongongにある港、Port Kemblaが姉妹港だった。Sydney赴任中に川崎港湾局長ご一行が来て、Port Kemblaまでご案内したことがあった。今突然想い出した。
- 作者: 保阪正康他
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2016/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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小沢信夫の銀座の話が面白い。