ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

帰る

 帰る日なので、最後に某蕎麦屋に行ってこようと辿りついたら昨日と同じように「臨時休業」の看板。表に北海道のイベントに行くので30日まで休みます、とあったのです。ということは台風で帰ってこれなかったということなんでしょう。
 ということで、友人が最近とみに推薦する某四国の製麺、うどんやに行きました。東京にもあちこちにありますが、滅多に行くことがないので、システムがわかりません。
 私は290円のかけうどんを頼んでネギをどっさり載せて、タマネギのかき揚げをつけ込んでグチャグチャにして食べます。さすがに蕎麦と違って腹持ちはそんなによろしくはございませんけれど、久しぶりの讃岐饂飩でございました。ところで、鶏天と「かしわ天」の違いは一体なんでございましょう?この店大ご贔屓の友人の話ですと、ネット上のキュウポンをダウンロードしていくと、鶏天が無料になるんだそうです。「こんな安いランチはない!」と大絶賛でございます。
 今、あたりを席捲中のトマトがございます。小ぶりですが、糖分が高くて、旨い!といってしまうトマトです。この農場へいくと、規格外れのものを格安で売っております。これがわが友人の間では評判でございます。
 信州へ来ると、毎年のように聞いたことのない種類の葡萄に遭遇します。今やデラウェアのような小さな粒の葡萄はほとんど見なくなりましたねぇ。サンシャインマスカット、安芸クイーン、紅信(こうしん)とか、聞いたことがないような名前がついています。これがまた甘い。皮がそのまま食べられる、食べられない、種がある、ない、と様々ですが実に甘いんですねぇ。日本の農産物の変化は驚くほどでございます。その要因の一つは明らかに日本人が飽きっぽいってことがあるでしょうねぇ。しかし、これが外国で受けるかどうかというのはこれまた別の話でございます。
 帰宅は夜8時前。これで今回は全部で1,075kmくらい車で走ったことになります。ガソリンは全部で26+29+5=59リットルということでした。つまり18.2km/リットルという燃費です。その昔自分が乗っていた車は10kmもいきませんでしたから、それから考えたら嘘のような燃費でございます。さすがにSUZUKI SWIFTは燃費がよろしうございます。多分、ハイブリッドの車だったらもっと凄い燃費なんでしょうねぇ。先日テレビで報道されていた、どこかの大学の研究室が開発したというエンジンだったら桁が違うのかもしれません。
 それにしても年に一度、この夏の信州・蕎麦と日帰り温泉でしか運転しませんから、さすがに疲れます。
 三年前のやはり帰りに立ち寄ったら、火事で燃えてしまっていた坂本宿の「峠の湯」が今年から再開しているというのでウキウキとやってきたら、火事前と全く変わらない外観で、なんだか悪い夢を見ていたような気がしました。駐車場も、今は使われなくなった信越線の「めがね橋」を模した入り口の雰囲気も全然変わりません。
 受付の女性に話しかけると、みんながあの火事を驚いたというんだそうです。そりゃそうでしょうねえ。こういう施設が火事になるとは誰も思いませんからね。ここのお湯はアルカリ性らしくて、やっぱり肌がツルツルします。私はトゥルトゥルするといいますが。思わず体中を撫で回します。二階にすべての施設があるのですが、椅子の席もたくさんあって、畳敷きの席も広々とした空間の中にあります。
 今回利用した日帰り湯の中で初めて行ったのは明神館でした。もう、これ以上増えようがない。