ほぼ足りてまだ欲 その先

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杭州

 オバマが空港に到着したとき、エアフォースワンには外からのタラップが用意されていなかった。後ろの扉を開いて、格納型のタラップをおろしてオバマは降りた。
 ホワイトハウスのスーザン・ライス米大統領補佐官とベン・ローズ大統領副補佐官が、近寄ろうとすると中国職員がこれを制止した。補佐官らが(エアフォース・ワン)は米国の飛行機で米国の大統領が乗っている、というと、黒っぽいスーツを着ていた中国側の職員が英語で「ここはわれわれの国だ」「ここはわれわれの空港だ」と怒鳴った。
 これが問題なしだと中国側が主張すると外交問題に発展しかねない。こうした認識の違いは絶望感を生む。昔、日本でも「日本へ来るんだったら少しぐらい日本語を練習してこいよ」と「ここは日本だ!」という主張を声高に言いつのる風潮があった。あ、今でもあるのかな?開かれているか、開かれていないかはそこでわかる。