ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

東芝

 東芝は15日午前、企業統治の改善状況などを記した内部管理体制確認書を東京証券取引所に提出した。東証はこれを受け、特設注意市場銘柄(特注)の指定を解除するかどうかの審査を始める。早ければ年内にも解除の可否を判断する。改善が十分でないと判断されれば解除時期が来春以降に延びる可能性もある。(日経新聞 2016/9/15 10:29 2016/9/15 11:08更新)

 東芝があれだけの不正な会計処理を続けてきたことは株式市場を欺いてきたわけで、上場廃止になっていないことにはまさに驚きの念を持たざるを得ない。安倍晋三自公連立内閣になってから、この種の不正には永田町も、霞ヶ関も、大手マスコミも非常に脇が甘く、水清くして不魚住なんだとか、清濁併せのむんだとか、訳のわかったような論理を振り回して、権力、資力を持った連中のみを支援する社会の構築に余念が無い。
 これだけの不正なぁなぁ主義を蔓延させて尚、日本経済が上向かない。高校卒業生の就職率は半端ない、と日経が煽っても現実は、車を買う余裕さえ出てこないわけで、需要を喚起せずにどう経済を回復させることができるのか。
 この状態で上向くわけがないと、国民はほとんどみんな知っている。
 ところがそれなのに、誰一人、この体制をひっくり返したくない。なんでか?面倒くさいからに決まっているじゃないか。