ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

政務調査

 富山市議会がもはやボロボロだ。なんたって36人いる(1名欠員)市議会議員のうち7名が政務調査費の不正請求で辞職だというのだから、議員の二割がこれが理由で辞めたことになる。25名を占める自民党市議団の中には「解散だ!」といっている連中がいるんだそうで、その連中も当然怪しい。解散しちゃえばうやむやになると思っているんだろう。そりゃ甘い。出席した24名のうちの18人が「自主解散だ!」といっているんだそうだ。
 しかし、多分こんなことは日常茶飯事なんだろう。奈良の号泣県議会議員もいたし、以前にもあちこちでこれは問題になっている。多分日本中でこうしたことは平気で行われているのではないかと疑いの念を持っても不思議じゃない。
 警察の裏金作りだって、裏でもみ消さなくちゃならないほど、全国に蔓延しているのを見たって、全国の地方議会で平気で鼻歌歌いながら白紙の領収書を前に書き込んでいるんだろうなぁ。
朝日新聞から。

  • 中川勇氏(69)市議会(定数40)の7割を占めていた同会派の前会長で元議長。2011-2015年度に計約695万円を不正取得していたことが発覚。旧知の印刷会社から白紙の領収書を束でもらい、市政報告会の資料印刷代を払ったように装って架空請求を繰り返していた。実際は「飲食やゴルフなどに使った」
  • 県議会の副議長だった矢後肇(はじめ)氏(56)=自民、議員辞職=の約481万円の不正も表面化
  • 谷口寿一(としかず)氏(53)中川氏に渡された虚偽領収書で2013-14年度に計約92万円を不正取得したと認めた。うち約47万円を中川氏に渡した
  • 村山栄一氏(66)の約469万円(2011-15年)「白紙の領収書をもらい、つい気が緩んだ」「気持ちの弱さがあった」
  • 岡本保氏(65)の20万円(2013年)「つきあいのあった商店の領収書に似せてパソコンで作った」
  • 藤井清則氏(54)の約21万円(2014-15年)

市議会が6月、議員報酬の月60万円から70万円への増額を自民などの賛成多数で決めた。富山市議会の政務活動費(議員1人月15万円)。