ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今月の唄


 明け方4時にふと目が覚めると、ラジオ深夜便が「今月の歌」といってペギー葉山の「おもいでの岬」という歌を流していた。ペギー葉山とは、また懐かしい。元気なんのね。今や82歳であります。「南国土佐をあとにして」がヒットしたのは私がまだ小学生だった頃ではないだろうか。なにしろあの曲はSP盤だった。
 この歌は弦哲也作詞・作曲の「おもいでの岬」というタイトル。なんだかどこかで聴いたことがありそうなタイトルだけれど、新沼謙治の「おもいで岬」は作詞:阿久悠 作曲:川口真。
 歌詞もどこかで聴いたことがありそうな歌詞で、昔きた丘の上の小さなホテルにまた来たけれど、今度はひとりだと唄う。昔だったらこんな歌詞に反応したりしなかっただろうけれど、この歳になると、どっちが先だとして、あまり遠くない将来にどっちかが一人残されるのかという思いが身に沁みる。特に、病院にお世話になったりしていると、そんな思いがやってくる。順番は確実に近づいてくる、世の習い。