ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今日の散歩

 十条銀座にいってみよう!というわけで京浜東北線で東十条で降ります。南口を上がります。すると古い古い、サビが浮き出しっぱなしの跨線橋で坂道を登っていきます。交番の向かい側に桜の古木が立派に立っています。突き当たったところの信号を渡って演芸場通りに入りますと、あたかもどこかよそのおたくの私道を歩いているような気分になって、急に話す言葉がひそひそ声になります。しかし、なんだか昔に比べると、開いているお店が少なくなっているような気がします。
 初めて来たときはここから十条の駅横の踏切まで結構あったような気がするのですが、今度来てみるとあっという間です。その途中に篠原演芸場があります。平日は夜の6時から。入り口の看板に打ち上げのお見送りはご近所のご迷惑になりますから午後10までにさせていただきます、と大書されています。それ位、この前の道は路地といって良い程度の細さです。
 十条銀座に入ってみると、確かに前よりはシャッターが降りているお店が目につきます。何しろこの商店街は八百屋さんが、またここにも、あ、こっちにもというくらいにあるのですが、どこもかしこも今は野菜が高くて、思わずため息が出ます。大きなトマトをひとつだけ、ネギ、ほうれん草等を買いました。
 昔から総菜やさんがこれまた何軒もあるのですが、これもなんだか昔ほどの安さ、物量ではないような気がします。かつては圧倒的な圧力を感じたものです。
 今回思ったのは意外と食べ物をその場で食べさせる店が少ないってことでしょうか。ご近所さんがお総菜はお買いになるけれど、それを買って帰ってうちで飯を食う、というコンセプトでしょうか。西通りも閉まってしまったお店が目につきます。かつてはもっと軒並み開いていて、一軒一軒に首を突っ込んでしまってなかなか先へ行かなかったような記憶です。
 駅のすぐ横にある「ランチハウス」で昼ご飯にしました。ここも確か二回目。ご飯の量が半端なく、少なくして貰ったにもかかわらず多い。その上、そのご飯が実に旨い。また、腹一杯に食べてしまったのです。この歳でこんなに喰っちゃいけない、というのでなんと残ったご飯を持って帰りました。今夜の夕飯にしようというわけです。で、今夜のおかずは勿論商店街で買いました。茄子のはさみ揚げ、チキンハンバーグ、軟骨ボール等。
 8,900歩。