ジョーン・バエズは今年で75歳になったそうです。多少声は低くなった気がしますが、私は彼女がもっともっとお婆さんになったのだとばかり思っていたのですが、全然そんなことはありません。
彼女はNYのスタテン島の生まれで、家はクエーカー教徒だったと聞いて、あ、そうなのか!とひとつ頷いた。クエーカーといっても日本ではほとんどわかって貰えないだろうけれど、とても敬虔なプロテスタントの集団で、日本では普連土学園がそのクエーカー教の学校です。調べてみるととても興味深い教団で、世界中で「フレンド」という名前の学校を運営しています。
私たちは彼女の「We Shall Overcome」を聞いて心を強く、またこころを持ち直した記憶があります。あれからもう半世紀近くになります。それでも、彼女の「We Shall Overcome」は私の心にまた蘇るものを与えてくれます。どうせ歌を唄うのであれば、そういう歌を唄いたいものだと思います。
今年のクリスマスは「I'll Be Home For Christmas」をテーマにして、戦場にいる、刑務所にいる、あるいは事情があって帰れない人のことに想いを致したいと思います。