ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

OPEN!

 京橋西二丁目町会を全部潰してできた町会乗っ取り再開発と私がいっている大きな大きなビルができました。称して「エド・グランデ」ッてんだそうです。銀座線京橋の駅からそのまま地下へ入ることがで来ます。一回の中央通りに面したところにはパティシェのYoroizukaって店です。なんでも有名なお店なんだそうです。店内には白い大きな胡蝶蘭がずらりと並んで、あたかも大臣に就任した人の事務所のようです。
 このビルの一階、東京駅側の角に「京すし」が復活。隣は「立って呑むおかだ」。兄貴がやっている居酒屋の二号店。「京すし」はこの店五代目の次男坊がやっているお店。なんで次男が跡をとって、長男が居酒屋なのかというと、長男が早くから独立をしたからなんですね。
 「京すし」が店を一旦閉めてから2年かい?3年?と次男坊に聴いたら「4年ですよ!」って。そうか、あれからもうかれこれ4年になるのか。その間私たちは「鮨難民」といっていました。それまで鮨を喰うならこの店だけだったのに、急に放り出されちゃって、どこへ行ったら良いのか、途方に暮れた。近所の回転寿司や、御徒町の回転寿司にいったり。普通のすし屋だっていったって、一体どこに入れば良いのか、見当がつかないし、手当たり次第にはいって、あぁやめておけば良かったなんて後悔するのもイヤだし、という4年間。これでようやく漂流していた船が寄港地を見つけたという思いです。
 お店にTBSの取材が入っていて、私たちに取材をお願いしますといってきた。つれあいが喋っているのを聞いていたら、次男坊よりも私の方がぐっときちゃって、段々胸に感じてきちゃった。長年続いた店をまた続けてくれるんで、私たちも続けて楽しめることがありがたいねぇ、と思ったら、鼻水が出てきちゃう。「悪いけどさぁ、俺は勘弁してよぉ、号泣しちゃいそうだからさぁ」といって勘弁して貰った。夕方に見たら、つれあいの喋りが映っていた。
 小一時間買い物をして戻ってきたら、今度はニッポン放送の上柳昌彦アナが生放送にやってきて、長男にインタビューしていた。私たちは立ち呑みに入って、昼からビール!