どうもぼぉ〜っとしている場合ではないような気がする。あれから6年が経つわけだけれど、なにも解決していない。何か良くなったことがあるのかといったらひとつもない。なにしろ核燃料が地中に落ちてしまっているんだから、なにも確実に隔離できているわけでもないし、出っぱなしな状態に違いない。それなのに、福島第一原発近辺から避難している地域の人たちに「もう、大丈夫だから元へ戻れ」といっている。さもないと、もう補助しないぞといっている。つまり汚染地域に平気で戻って暮らすか、自分たちで金を稼いで暮らして行けといっている。
東京湾だって、この6年の間に川の水がどんどん放射能汚染源を流し込んでいるんだから良くなるわけないどころか、どんどん放射能汚染が蓄積しているはずだ。
それなのに、それを全く知らせることなく、知らん顔して普通に暮らしているどころか、オリンピックなんか開くんだといっている。
僕らはもう終わり近いから良いけれど、若い人たちだけでも避難させないと。あと10年経ったらいろいろなことがわかってくるだろうけれど、それではもう遅い。