ほぼ足りてまだ欲 その先

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京都

 この冬シーズンは珍しく京都へ出かけません。わが家では冬にしか京都へ行きませんから、春やら秋やらのいわゆるベストシーズンの京都を知りません。しかし、冬の京都に行きなれてしまうとほかの季節に行く気が失せます。なぜかというと、人の混み具合なんです。何しろ冬の京都は寒うございます。さぁ、冬の京都へ行くか?と思い立ったときにそれまで東京では着なかったような分厚いコートを買いに行ったくらいです。今ではもうそのビルそのものがなくなって、なんだかわからないビルになってしまった数寄屋橋の阪急が入っていた東芝ビルにあった店で、極寒用のコートを探しているんだといったら、どこか北へ行くのかと聞かれたのですが、いえいえ、京都でした。
 冬に出かけると、どこへ行っても、清水だけは例外ですが、ガラガラで、ガラガラすぎて人がいない、店は開いていないということになりますが、大原に赴こうが、鞍馬へ登ろうが、比叡山にお参りしようが、すれ違う人にもほぼ出逢いません。むしろ遭難するんじゃないかと思うくらいでございますよ。
 その上、かつては交通費も、ホテル代もお安くパックになっていたりしたものですが、ここに今や大問題。冬の京都にも外国人観光客がやってくるわけでございます。どんどん行きにくくなりました。
 外国人観光客倍増計画だなんぞと政府は息巻いておりますが、なぁに、それは日本人の楽しみを奪っているということにもなるのでございますよ。そこんところ、安倍晋三は知らん顔でございますな。国会の委員会、真剣な議論の真っ最中にで平気で伸びをして歩くという、無礼を何とも思わないようなガキを育てた親の顔が見てみとうございますな。