ほぼ足りてまだ欲 その先

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たったひとり

 菅義偉官房長官の記者会見では東京新聞社会部の望月衣塑子記者だけがこの時期に本当に意味のある質問をしている真のマスコミ記者である。他の記者は今一番国民が知りたく思っていることについては、政権に忖度をして知らない振りをしている。
 下村博文への献金について政府としてどのように考えるのか、という望月の質問に対して「政府としてはコメントしない」という菅の答弁は傲慢そのものであって、非常に不誠実だ。
 望月が質問に立つとすぐに司会者が「社名と氏名をいえ」と何度も何度も指摘して実に不遜だ。これがルールだというのであれば、公用車を使って子どもを保育園に送っている女性代議士の行為も問題視されなくてはならなくなる。
 で、肝心な菅野の望月に対する答弁は実に木で鼻をくくるものでしかなくて「先ほど申し上げた通りです(終わり!)」みたいなもので、実に傲慢だ。
 この環境で頑張る望月記者を支えるマスコミ記者はいないというのか。各社の政治部はいったい何者なのか。仕事をしろよ!
 どこの記者か聞き損じたんだけれど、菅に「最近のジャパンタイムスや東京新聞の質問をしつこいと思っていますか?」と聞いた女性がいる(どうやら安積明子らしい)。菅はニコッとして「いやぁ、そんなことはありません」と答えた。嘘をつけ!