多分邦題を「サリー」にしなかったのはそれじゃ、「魔法使いサリー」と間違える奴がいると思ったに相違ありませぬな。邦題は「ハドソン川の奇跡」でした。2009年1月15日のUS Airways 1549便のハドソン川不時着のあの事件の顛末、そして、コンピューター・シミュレーションではラガーディアへも、テターボロ空港へも帰還可能だったのに、なぜ着水したのかとNational Transportation Safety Boardに追求される。しかし、シミュレーションではオペレーターはbird strike直後にすぐさま引き返していた。現実的にはそんなことはあり得ない。
しかし、機長のChesley "Sully" Sullenbergerはなんで、Sullyって呼ばれてんだろ?だって、普通「Sully」ってのは女性のファースト・ネームですよ。あ、あれはSallyか?
監督はクリント・イーストウッド。
機長が救助されてマリオットについてから濡れた財布を取り出して、中からfortune cookieでひいた"A delay is better than a disaster."を意味ありげに見やる場面があった。どうやら、実際はあとから手元に戻ってきた私物の中に入っていたのだそうだ。
あのフライトには日本人乗客が二名いたんだそうで、かれらがインタビューでいうには、私物は全部あとで、綺麗にラップされて戻ってきたのだそうだ。
知識のある方のブログを読むと、機長がマニュアルにこだわらずにAPU(Auxiliary Power Unit)を稼働させたことは非常に優れた判断だったそうだ。なんせ二つのエンジンが両方ともbird strikeされてしまったのだから、電源が喪失されてしまう。
福島の原発事件の時も、問題は電源、というのは直接関係ないけれど、関連しているといっても良いかもなぁ。
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Highest Duty: My Search for What Really Matters
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WOWOWで見ました。(途中で休憩が欲しいなぁ)