ほぼ足りてまだ欲 その先

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口座閉鎖

 数年前、それまで10数年間持っていた豪州の銀行口座を閉めた。なんでそんな口座を持っていたのかといったら、赴任中の自分の生活口座だった。給料もチェックでもらい、子どもの昼飯代もチェックを切るという生活だった。しかし、帰国に当たって、そのまま持っていることにした。そうすれば遊びに行ったらその口座から金を下ろして遊べば良いから、という読みだった。ところがなかなか遊びに行かないのだ。そりゃそうだ、東京からシドニーへ行くのに結構な航空運賃がかかり、ホテルに金がかかる。あの街も結構ホテル代が高い。最後にいったのは4年前だけれど、その時はユースホステルに泊まった。中央駅前や、ロックスに比較的新しいユースホステルが出来ている。しかし、それでもツインのバス付きは高い施設だと1.8万円/泊くらいはする。4人相部屋でも5-6千円はする。なかなか簡単にはいけない。
 そのうえ、かつてはなかったルールが作られ、3ヶ月間なにも動きのない口座は州政府管理にするぞということになった。焦った。こっちからこの口座に金を入れたら、相当な手数料がかかる。現地の友人に頼んで、1ドルだけ振り込んでくれといった。友人は銀行に行って聞いたら、25セントでも良いらしい。とはいえ、ということで彼は1ドルを入れてくれた。
 それで、何年か前にいったときに、口座を閉めたいと銀行の口座支店に行った。するとそこのtellerは簡単にも「全額下ろしてしまえば良いんだよ。その後触らないでいたら、そのまま州管理になって、閉めたも同然。簡単だろ?」っていった。多分彼の仕事も面倒なんじゃないだろうか。ということで全額引き下ろして話はそれで終わった。開設するのは面倒だったけれど、最後は簡単だった。