ほぼ足りてまだ欲 その先

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 雨が降り続き、温度は極端に下がってきて、今日なんて12月の陽気だなんていっている。これだけ雨が降り続くとまた野菜の値段に跳ね返ってきちゃうんじゃないかと身構えたくなる。昼過ぎにスーパーに行ったら、饂飩のコーナーが「えっ!」というほど品薄になっていて、これはひょっとするとみんな急に寒くなったものだから温かい饂飩が恋しくなってきたってことなんだろうかと。残り少ないうどんを買ってきた。
 雨が降り続くと、昔は東京や横浜でも、川が増水して怪しくなった。そこへ台風なんぞ来ようものなら、一気に増水して水が溢れたりしたものだ。東急東横線は良く綱島あたりの鶴見川が氾濫して折り返し運転だといっていたことがある。東京だって、中川が氾濫して避難したという話も聞いたことがある。
 そうなると当然汚水も街中にあふれ出てしまうわけで、水が引いてから一気に消毒しなくちゃならない。当時、氾濫した水の中を歩くだなんて、とても考えたくもなかった。だから今でも東南アジアの低地の氾濫の中を歩く人の姿をテレビなんかで見ると、ずいぶんな覚悟を持っていないと大変だろうなぁとずいぶん気の毒に思える。
 しかし、今の日本ではとてもそこまでは想像ができなかったりする。熊本の大雨も被害は土砂崩れだったり、川が流れとなって土砂を運んできたりしたもののように見えるが、その辺はいったいどう対処しているんだろうかと気になってしょうがない。日本の下水道や下水処理というのがそこまで発達したのだとは考えにくいのだけれど。