ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

秋の叙勲

 まぁ、勲章なんてのは政府による人気とり以外の何物でもないのはもはや自明の通りではございますが、いやぁ、この秋の叙勲はすさまじいものがございますなぁ。
 大村崑の名前がテレビで報じられたときには「ほぉ〜、ミゼット、ほい!も長生きして良かったよねぇ、全然認知にもならずに!」だったのが、その次に登場したのが南海から阪神で投手だったエモヤンこと、江本孟紀で、旭日中綬章だって聞いたときには思わず、うわっ!といってしまった。およそ「勲章」という概念からはほど遠い奴じゃないか。
 その次に登場したのが旭日小綬章の金美麗だった上にその理由が「日本と台湾の関係構築に尽力」と聞いたときには、おいおい、やっぱりここらもお友達叙勲なのねんと呆れかかったんだが、次にでてきたのがデストロイヤーだった時にはもはや爆笑だ!笑うしかない。
 地道に暮らしてきた人を讃えるのは良くわかるんだけれど、この勲章の類いはもはやその選定過程が実に形骸化しているわけで、自治体議員経験者やら霞ヶ関で稼いでその後も何回も天下って稼いだ連中になんで勲章ださなあかんのか!と思うと本当にいつまでもこんなことやってんなよ、と。