ほぼ足りてまだ欲 その先

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女中がいた昭和 (らんぷの本)

女中がいた昭和 (らんぷの本)

 本屋の棚、「らんぷの本」のところにこんな本が刺さっていた。そういえば昔は女中さんというのがお金持ちの家にはいたよなぁと。うちの近所だったら、大きな電気店の旦那さんの家、日本郵船の専務の家、お医者さんの家なんかには女中さんがいたのを覚えているし、なんたって「女中っ子」という映画があった。
 1955年の日活映画で、女中さんは「初」という名前で左幸子の若かりし頃の作品。奥さんは、当時の山の手のお母さんといったら必ず轟夕起子。初の田舎の母親は東山千栄子だ。細川ちかこ、北林谷栄佐野周二とくればこりゃ完璧。友達の家に泊まりにいったとき、近くの中学校の校庭で野外上映されたものを見たような気がする。まだ小学校2-3年だった。
 で、この本を立ち読みしたら、昔の雑誌からの記事の引用があって、住み込みの女中さんが住み込み先の男性から乱暴されることから如何に逃れるか、という注意事項特集があったりしたと書いている。怖ろしい。ほんとかね?