背番号ゼロ

　寺田ヒロオが描いていた漫画「背番号ゼロ」は良く覚えている。野球少年という漫画雑誌に連載されていた。例のウィキペディアによると「背番号0（『野球少年』1956年1月号 - 1960年4月号」）と書かれていて、その後は小学館の学年誌に移ったんだそうだ。少年サンデーが創刊されてからは「スポーツマン金太郎」も同時に連載されていたから確かに相当に忙しかったことだろう。寺田ヒロオの人生もまた波瀾万丈だったようで、1992年にわずか61歳にして他界しているが、最後は世捨て人のような生活をしていたらしい。
　私は全く才能がないのに、当時の少年達と同じように野球に胸を躍らせていたので、月刊「野球少年」を取って貰ったときには嬉しくてしょうがなかった。その中心だったのは「背番号ゼロ」だった。
　AmazonでKindle版になったものが読めると知って小躍りした。

背番号0〔野球少年版前編〕【下】 (マンガショップシリーズ 320)

背番号0〔野球少年版後編〕【上】