この歳になると、言葉や名前が出てこなくて呻吟することが多々ある。そんなときにネットにどうしても頼りそうになる。それじゃ、より脳細胞の活動が衰えるんじゃないかという、全く非科学的な考えの上で、想い出そうと頑張る。
今日の夕食はつれあいの発想で、ポークヒレのピカタだった。そして最近彼女が得意としているマスタード・ソースだった。その「マスタード」が出てこない。どうしても出てこない。ネットに頼らずに想い出そうと決意!呻吟に呻吟を重ねているまま、本を手にしたがなかなか頭に入ってこない。今は加藤陽子の「戦争まで」のリットン報告書の部分を読んでいるんだけれど、なかなか想い出せない。とうとう、想い出せないままトイレに入った。その中で想い出した。人間想い出すのは場所を選ばない。思わず大声で「あっ!マスタードだっ!」と叫ぶ。良かった・・・。
- 作者: 加藤陽子
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2016/08/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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