かつての会社の同僚が珍しくフェイスブックに書き込んでいた。それが財布を落としたけれど、そのまんまそっくり拾われて出てきた。SUICAで電車に乗ったのに、降りるときにはそのカードが見当たらず、降車駅で駅員に説明したら、乗った駅で拾われていたということがわかった。両方とも酔っ払っていた、という内容だった。
「あまりにも悲しい近況報告なり」と書いてあげたら、その返事は意外なものだった。
「貴方に言われたくないヨ、俺は人生をあなたより楽しんでるから。」というのです。昔から傲慢な態度をとり続ける奴ではあったから別に驚きはしないけれど、ナンダ、この野郎!と頭にきたから、こう書いてやった。
「それはようございますなぁ。そりゃもちろん私なんぞ足下にも及びませぬ。恐れ入りましてございます!それにしても俺より人生を楽しんでいるなんてどうしてわかるのよ?あなたの楽しみ方と、俺の楽しみ方はそれぞれ違うと思うよ。笑!」ってね。
しかし、なんであんな奴とフェイスブックでいつつながったのか、どうも記憶がない。実は奴の小学校時代の同級生に私の大学時代の先輩がいるという関係がちょっとaging hierarchyのアンバランスを引き起こすのかも知れない。