ほぼ足りてまだ欲 その先

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流された船

 関空の連絡橋にぶつかった近海タンカー「宝運丸」はアンカーを降ろしていたのに、流されてぶつかったといわれている。アンカーを引きずっていったにしてはGPSの軌跡を見ると速すぎる。チェーンが切れたのではないのか。
 朝日新聞には不思議なことが書かれている

衝突後、乗組員から五管本部に「(ブリッジ上部の)船橋から浸水している。乗組員は機関室に避難する」と連絡があったが、その後は携帯電話がつながらず連絡が取れていない。タンカーは停電してエンジンが動かせず、自力航行ができない状態

 結果的には乗組員はヘリで救助されたのだけれど、このヘリがあの台風が近づく中で良く出動できたものだと、驚く。連絡橋にぶつかって居住区が破壊されているのはテレビで見たけれど、「ブリッジから浸水」という表現はとても違和感を感じる。エンジン場に避難するか?意味がわからない。停電したということは、発電機が動かなくなったということになる。普通アンカリングしているときでも発電機は動かしている。
 テレビでは気圧が急に下がったことによって、海水面が持ち上がったときにアンカーも持ち上がったんじゃないかというのだけれど、空船のタンカーがアンカーを持ち上げるほどの浮力を持っているというのだろうか。しかもそのまま、あの速度(時速11kmくらい)で連絡橋にぶつかるだろうか。