なんとかっていうお姉ちゃんタレントが酔っ払ってワゴン車を運転し、赤信号を突っ込んで渡ってきた自転車と歩行者をはねた事件があった。もう何日も前の事件で、なんと映像まで出回った。ところがその映像にはとてもショックなことに、撥ねられて倒れたふたりをよそに、そこにいた3-4人の女子高生と思われる人たちが、信号が青になるとそのまま渡っていった。歩道の奥の方から男の人が駆け寄る姿が見られるけれど、彼女たちはごく普通の通学経路をいつものように歩いて行く。
この映像はとてもショックだった。「ばんっ！」とぶつけられて飛ばされた人をそのままにしていっちゃうのである。いくら何でもそりゃないだろうという怒りと共に呆れ果てた。
ところが、テレビで立川談志の弟子の志らくがこんなことをいっていたんだそうだ。
ああいう時は、「手助けするんだよ」ということは親が教えればいい。あの映像は、容疑者の証拠映像以外の何物でもない。
つまり彼女たちは非難されるべきではないというのだ。教わってないから、助けるという発想なんてなくて良いんだ、教わってないからそのまま行ってもおかしくもなんともないんだといっているのだ。
こいつは自民党、安倍晋三べったりの発言をするということでは国際弁護士といっている八代なんとかとあの番組では双璧なんだけれど、そういうスタンスにいる人はこんな感覚なんですか？
画面に映っている信号は直進が赤、右折青で、歩行者側も青だということです。ひき逃げ犯人は、すぐには停めるスペースがなかったと言い訳していたようですが、ご覧のように、ガラガラ。
