ほぼ足りてまだ欲 その先

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積読書

定年ラジオ

定年ラジオ

 知っている人は知っている、ニッポン放送の上柳昌彦が定年退職してフリーになったそうだ。そして彼が書いた本。表紙は彼の大学の先輩で彼が懇意にしている岡田親という人の絵。だからなんだかつながらないようだけれど、この絵が表紙になっているらしい。
 これまでに数回、上柳昌彦には会ったことがあるけれど、それはたまたま様々な人が集まる会に彼がいたというのに過ぎない。一対一ではほとんど口をきいたことはない。だけれども、京橋繋がりで顔は知っている。そつがない、実にプロフェッショナル。
 ある集まりでは、それまでいつも私がMCを務めていたけれど、その実行委員長が彼と知り合ってからは、私は二軍に落とされ、彼の都合がつかないときに、急遽登板ということになったりしたものだ。いくら学校の一回り下だといってもプロはプロ。さすがです。あっという間に読み切れる本で、肩が凝らない。

天皇陛下の私生活: 1945年の昭和天皇 (新潮文庫)

天皇陛下の私生活: 1945年の昭和天皇 (新潮文庫)

 ほぉ、こんな本があったのか、と書店の店頭で手にした。聞いたことがない書名だし、聞いたことがない著者で、これまで知らなかったけれど、3年前に敢行されたものの文庫版だった。うちに帰ってからよく見たら、これは新潮文庫じゃないか。不覚だ!新潮社の本は買わないと啖呵を切ったばかりじゃないか。しまった!