ほぼ足りてまだ欲 その先

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f:id:nsw2072:20181028002240j:plain:w360:left 日本のキリスト教徒は全人口の1%といわれています。昨年、2017年の日本の総人口統計では1.268億人といわれていますから、126.8万人がキリスト教徒だということに推定することができましょうか。
 しかし、キリスト教式の結婚式を挙げる人はひょっとするともっと多いかも知れないですねぇ。キリスト教式の結婚式に出席したことが数回あります。しかし、その結婚はいずれもキリスト教徒ではありませんでした。ひょっとするとキリスト教徒の結婚式に参列したことは一度もないかも知れません。
 神式の結婚式を挙げる人の中に、外国人が占める割合が随分増えてきているような気がします。これまでに二組の結婚式に参列したことがありますが、いずれも旦那さんが外国人でした。そのうち一人はユダヤ人でした。やっぱり彼らもエキゾチックに感じるのかも知れません。仏式の結婚式を挙げたという人を三組ほど知っていますが、一人はお寺さんに奉仕している人でしたから、当然のようでございました。しかし、その結婚式に参列したことがありません。
 で、自分は46年前にどうしたのかといったら、当然の如くにして神式でございました。当時は全く信仰心を持ち合わせていませんでしたから、どうでも良かったんです。偶々決めた披露宴の会場のホテルの神殿のようなところで、榊を奉奠して「誓詞」を読みました。三三九度の杯を交わしました。そうするものだと思っていました。一体誰に向かって誓いの言葉を読んだのかと云えば、自分の気持ちでは相手に向かって読んだのですが、形式的にいえば天照大神に誓ったわけですねぇ。今考えてみるととんでもないことをしていたわけですねぇ。だって、全く知らないもの、天照大神のこと。
 キリスト教徒だった姉は、嫁ぎ先の宗旨に習って、神式で結婚式を挙げ、控え室に牧師さんにきて貰って、そこでキリスト教式を行った記憶があります。不思議なことになってんなぁと思ってました。
 学校のチャペルなんかでは卒業生が結婚礼拝をやっていますが、一応何ヶ月間かにわたって、月に一回か何回か教会に来ることを要求されて、日曜礼拝のあとで、牧師からの話を聞かなくてはならないというシステムをとっているようです。あるとき、礼拝にいってみたら、満席になっていて、いったいいつからこんなに信者が増えたんだろうと思ったら、これから結婚式を挙げようとするカップルが何組も出席していたのだと聞いて、納得しました。
 近頃では、うちの子どももそうですが、人前結婚式というのが多いような気がします。それでも形式的にはなんだかキリスト教式に近いような。ま、そもそもウェディング・ドレスってものが西洋のもので、神式や仏式には合わないよなぁと思ってしまいます。
 ま、自分も含めて、格好だけだったわけですね。宗教になんの関係もなかったものなぁ。