ほぼ足りてまだ欲 その先

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受け入れない

 労働者が足りないから外国人労働者を受け入れるけど、5年で帰って貰うの?そんな簡単にいくと思うの?一旦受け入れるということはその人達がこの国に移民してくるということを覚悟しないとダメでしょ?だって、働いて貰うということは、それだけの条件を要求するんでしょ?例えば言葉がしゃべれてコミュニケートできるようになって欲しいし、日本人の労働者と同じように働いて貰うわけでしょ?
 自分が外国へ働きに行くという前提で考えて見ましょう。あ、いや、昔のことを想い出すだけでいい。日本人は米国へかなりの人数が出稼ぎに行きましたね。最初は「故郷へ錦を飾る」ためにいった。だからそれで帰ってきた人たちもいるけれど、そのまま米国に暮らし、現地で生まれた子どもがアメリカ籍を必然的に持ったからそのまま暮らしました。
 同じように日本に外国人労働者がきてくれたら、当然、金を稼いで帰ろうとする人たちもいるだろうし、そのまま家族を構成する人たちもいるはずですよ。だから、全ての人たちが日本に根を下ろして暮らすことになるかも知れないということを前提にして政策をデザインしていかなくてはならないのです。
 昨日今日思いついたような政策をそのままあっという間に国会に持ち出すなんて、バカ丸出しです。
 そんな状態で無理矢理外国人をなし崩しに受け入れるのではどうせロクなことになりません。外国人の労働者を入れないとやっていけない産業はもう諦めたらどうです?どんどん労働人口が減るというのは、それだけ人口が保たれるような政策をやってこなかったということでございます。わかっていたのに手をこまねいていたということでございます。しょうがないんです、こういうのを自業自得というのです。
 新しい家族を構成しやすい世の中にしてこなかったのですから。市場(しじょう)も小さく、労働人口も少なく、それでも成り立つ社会に覚悟をしなくちゃなランのですね。しょうがないもの。