ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

歩く

 黙っていると、歩かなくなっちゃう。家にいるだけで充分時間を費やすことがあって(ご覧のようにやたらとここに書いたりしてね)余程のことがないと出かけることがない。出かけないと歩かない。でも出かけると、ついうっかり本屋に入ってしまうということが起きる。うっかり本屋に入っちゃうと、面白そうな本を見つけてしまうことになる。見つけてしまうとどうしても手元に置きたくなっちゃう。なっちゃうと、買っちゃう。誰が悪いのかというと、近所の図書館がタイムリーに本を所蔵しないからだ。入ってくるのがとっても遅い。しかも、入ってこないことの方が多い。安っぽい本はどうでも良いから、高い本ほど所蔵してくれと思うが、そうならない。それでやっぱり買ってしまう。

鶴見俊輔伝

鶴見俊輔伝

 黒川創ならば書くだろう。鶴見俊輔フリークの私が欲しくならないわけがない。中も見ずに買う。これは相当に楽しみだ。
 鶴見俊輔の母方の祖父というのは後藤新平だ。後藤新平には実の姉がいて、嫁いだ先の籍はそのままに後藤の屋敷に住んでいたそうで、その人の養子というのが椎名悦三郎だというのには驚いた。あれまぁ!である。
死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相

死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相

 私が興味を持つタイプの本ではない。今までだったら手にしなかった類いの本である。8月に出たのに、11月でもう既に6刷りを数えているというのだから売れているということだろう。そもそもジョン・クラカワーのエベレストを読んだのがいけない。あれから自分ではそんなことをしないのに、その類いの本が面白くなってしまった。本当は「沈黙の山嶺」を読みたいんだけれど、全然安い版が出ないので、我慢している。我慢しているうちに人生が尽きてしまうのではないかという危惧がないでもない。
8,702歩。